
代表プロフィール
代表プロフィール

寺子屋ネット福岡代表・作家
鳥羽 和久
経歴
教育者、作家。専門は日本文学、精神分析。大学院在学中の2002年に福岡市唐人町にて学習塾を開業。現在は株式会社寺子屋ネット福岡代表取締役、唐人町寺子屋塾長、及び単位制高校「航空高校唐人町」校長として、150人余りの小中高生の学習指導に携わる。無時間割授業、中学生向けの国語塾、高校生の哲学対話など、福岡市内の小中高生向けに特色ある授業を開講。著書に『おやときどきこども』(ナナロク社)、『親子の手帖』(鳥影社)、『君は君の人生の主役になれ』(筑摩書房)、『「推し」の文化論』(晶文社)など。連載に西日本新聞「こども歳時記」「それがやさしさじゃ困る」、大和書房「ぼくらはこうして大人になった」、晶文社「旅をしても僕はそのまま」など。朝日新聞EduA教育相談員。
新着情報
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お知らせ
2026年度生徒募集開始(12/1~)のお知らせ
来たる2025年12月1日(月)に2026年度の新年度生徒募集が開始となります。2026年度の中学コースは3月下旬、小6コース及び高校コースは4月上旬に講義開始です。2026年度の定員は、例年どおり、小6コース18名、中学コース100名、高校コース50名です。お電話での募集を受け付けていますが、小中コースについては12月1日の午前中(9~13時はインターネット・メールでの募集のみ)に席が埋まってしまう状況となっておりますので、メールでのご応募が確実です。2025年12月1日の9時ちょうどからの受付となりますので、それより1秒でも早いご応募は無効となります。ご注意ください。学年によっては数秒、数分で定員が埋まることがありますが、その後お申込みの方はキャンセル待ち扱いとなります。その他、詳しくはリンク先の寺子屋ブログをご覧ください。
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メディア情報
NHKラジオ深夜便にて『それがやさしさじゃ困る』(赤々舎)が紹介されました。
10月25日放送のラジオ深夜便のコーナー「本の国から」にて、辻山義雄さんが『それがやさしさじゃ困る』赤々舎(文・鳥羽和久、写真・植本一子)を詳細に紹介してくださいました。
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イベント
【静岡】12/18(木)『それがやさしさじゃ困る』刊行記念おはなし会 ゲスト:鳥羽和久
大人が「わかったふり」をやめると、対話がはじまる。焦らず、断ち切らず、観察しつづけるための視点ー。
『それがやさしさじゃ困る』帯文より
子育てや教育に関心のある方も、家族間や人間関係で何かこわばりを感じている方も、鳥羽さんの本が好きな方も、ぜひぜひたくさんのご参加をお待ちしています☺︎
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メディア情報
三宅香帆『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか (新潮新書)』にて『「推し」の文化論』(鳥羽和久・晶文社)が言及されました
三宅香帆『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか (新潮新書)』にて『「推し」の文化論』(鳥羽和久・晶文社)が言及されています。「推し」がしんどい期(2023年~)についての話題の際に出てきます。
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メディア情報
ダ・ヴィンチ11月号にて村井理子さんが『光る夏』をご紹介してくださいました
ダ・ヴィンチ2025年11月号の「絶対読んで得する8冊」にて、鳥羽和久『光る夏 旅をしても僕はそのまま』が紹介されています。評者は翻訳家・エッセイストの村井理子さん。ありがとうございます!
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代表・鳥羽 和久 著書紹介

2025/09/21
共著
『それがやさしさじゃ困る』
赤々舎
新刊『それがやさしさじゃ困る』(赤々舎)が9月21日に刊行されます。
文:鳥羽和久 写真:植本一子
本書は、『おやときどきこども』(ナナロク社・2020年)刊行以降、西日本新聞での連載をはじめ、朝日新聞EduA、岩波「世界」、母の友、東洋経済オンラインなど、幅広い媒体に寄稿してきた文章の中から厳選したものに、新たな書き下ろしを多数加えた一冊です。「学校」「親と子」「勉強」「受験」など、子育てや教育をめぐる切実なテーマを扱い、さらに日々の子どもたちとのやりとりと生の感触を綴った「1年日記」も収録しています。『親子の手帖』『おやときどきこども』に続く、5年ぶりの新たな続編としてお読みいただけます。
また、写真は鳥羽が運営する書店「とらきつね」とも縁の深い植本一子による撮り下ろし。二度にわたり福岡で撮影された子どもたちの姿には、「いま」のきらめきが鮮やかに刻まれています。
帯文は哲学者・鷲田清一。言葉と写真が響き合う、親子と学びの日々を捉えた一冊です。

2025/08/25
単著
光る夏 旅をしても僕はそのまま
晶文社
本書に綴られる断片的なストーリーは、読むたびに印象が変わる不思議な吸引力を持っている。一つ一つのエピソードが小さく沸騰しながら、時に結び付き、時に離れて、途切れない波紋のように読んでいる自分の心奥に広がり、揺れながら漂い続ける。──解説・石川直樹
「旅とは、別の生に入っていく経験である。その土地の匂い、身体、空気、時間、言葉の訛り、まなざし、無関係な音に巻き込まれ、自らが形を失い、ひとつの地図になるような運動である。でっち上げられた死んだ関係性ではなく、生きたままそれらと交わりたいと思った」
ジャワ島、ハバナ、スリランカ、メキシコ、アッシジ、ドーヴァー、クレタ島……世界の旅先で出会った、曰く言い難い体験の数々。世界のどこに行っても自己変革が起こるわけではなく、それで人生が変わるわけでもない。それでも、旅はいつまでも面白い。晶文社スクラップブックの人気連載を全面改稿し、さらに書き下ろしを加えた、まったくあたらしい紀行文学。
“民族、宗教、言語、感覚、制度──こうした要素が異種混交的に存在する土地が好きで、そこで自分の思考が地滑りを起こすこと、「何か」を見極めるのではなく、「いったい何が起きているのか」という出来事に巻き込まれること。そういったものを求めて旅を続けてきたと思う。”(あとがきより)












